『人間が生まれてから死ぬまでの歩数の合計は、偶数ですか、奇数ですか?』

まずは歩数、つまり一歩をどう限定するかという課題から考えてみることにする。
我々が普段行っている歩くという行為の歩みを一歩と仮定すると、その日の歩数が奇数・偶数になる確率は50%。次の日も同様に50%ということになるが、前日との合計がこの問いでは問題となっているため、初日が奇数だった場合2日目が奇数だったとすると合計は偶数となってしまう。一方、初日が偶数で2日目も偶数だった場合は変わらず偶数となる。しかしながら両者とも前日、または前々日と同様になる確率は1/2×1/2・・・・・・となる。つまり、前日までの合計が偶数になる確率は相当低いことが分かる。
次に哲学的な観点から考えてみるとしよう。
このときの一歩を人生に例え「一歩=生涯」とすれば、我々人類はいつまでたっても一歩しか進むことができないのである。しかしながら、これではいくら何でも論拠が希薄である。そこで「歩」という文字から金八的思考による解釈を試みるとする。すると「少し止まる」という字形から「死」または「輪廻」へと思考は至る。しかし、ここでは「生まれてから死ぬまで」という制約があるため、やはりこの論証でも上記と同様の答えが導き出される。

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